見た目と味のギャップに驚く食べ物ってありますよね。
中国で食べるガチ中華は、見た目は同じでも味は※?◎★♡な物がたくさん!
漢字を見て嫌な予感がする料理よりは、安心感のある日本で食べたことのあるメニューを注文しがちではないですか?
「見た目は日本の〇〇にそっくりだけど、味が全然違う!」
そんなギャップの激しい中国の食べ物(かなりニッチな)3選を今日はお届けします。
中国にいったら、是非ためしてみて下さいね♡ 意外にハマってしまうかもしれませんよ。
甘い緑茶と瓶入り激甘マヨネーズは殿堂入りということです除外します^ ^
第3位:烤红薯 kǎo hóng shǔ
中国では焼き芋を 烤红薯 kǎo hóng shǔ といいます。
冬になると街角に出現するドラム缶で焼いた烤红薯を売るおばさん。
今もいるかは不明
皮が白っぽいけど形はサツマイモだから焼き芋でしょ!と皮をむいてビックリ。
水気が多い。そして、オレンジ色で甘い(^_^;)
今でこそ「甘くてねっとり安納芋」の焼き芋が日本で人気ですが、20ん年前は「黄色くてホクホクした焼き芋」が日本では主流だったので、ひとくち食べてつぶやきました。「これは、焼き芋なのか???」
なんだか不思議な感じがします。
あの頃の中国の焼き芋が、20年後に日本で流行っているなんて。
2025年、中国の焼き芋の味はどんな味なんでしょう?
第2位:玉米棒 yù mǐ bàng
写真のような蒸しとうもろこしを 玉米棒 yù mǐ bàng といいます。
炊飯器の上部でほかほかに蒸された黄色いとうもろこし。20ん年前は1本1元くらいだったかな?こぎれいな超市の入り口辺りで売っていました。
蒸し器としても使える炊飯器!すごい家電だと思ったが、帰国すると中国人観光客が保温炊飯器をお土産に大量に買っていて、複雑な気持ちになった。
超薄いビニール袋にいれて渡された熱々のとうもろこしをフーフーしながらかじってみると…
ん?なんか日本のと違う
サクッとしてない。もっちりしてる(*_*)
なんだ?この とうもろこしは?
日本の甘くてジューシーでサクッとした茹でとうもろこしを想像していたので、非常に驚きました。甘くないし、モチモチしているし、何よ?コレ?
初めはそう思っていたけど、気づけば、中国のモチモチとうもろこしが大のお気に入りになっていました。
「どんな味かわからないよ!」というあなたに朗報。日本でも食べることができます。中国系のスーパーやネットショップで真空パックになったものが売っていますよ。糯玉米(もちとうもろこし)と書いてあるものを選びましょう。
早速買って食べてみました。
甘くない!もちもちっ!
日本の真空パックのとうもろこしとは全く違います。もちもち度がかなり強め。
中国人にとって「とうもろこしはもっちりしているのが美味しい」という味覚は今も変わっていないようです。興味のある方は、ためしてみてください。
第1位:玉米粥 yù mǐ zhōu
堂々の第1位は中華風コーンスープに激似の玉米粥。
玉米粥 yù mǐ zhōu 直訳すると とうもろこし粥 これ、私にとって謎の存在です。
上の写真を見て、大多数の日本人は「中華風コーンスープ」だと思うでしょう。
中国に来て、スープといえば排骨などの灰色のヤツばかりで、すっかり中華風コーンスープの存在を忘れていました。たしか広西(広東かもしれない)だったと思います。数種類の粥を自分でよそう店でコーンスープを発見したのです。
「あー中国にもやっぱりあるんだ、コーンスープ」と思い、たっぷり器につぎました。
ひとくち目の衝撃は忘れられません。
誰ですか?砂糖を入れたのは?
中華風コーンスープが甘いなんて、想像します?心の準備ができていませんでした。
あの時こう思いました。
日本の常識は世界の常識じゃない。
コーンスープにそっくりの玉米粥。
もう一回、食べてみたいです。
ギャップが激しいガチ中華◇まとめ
紹介した3つの食べ物が教えてくれるのは、美味しさの基準は国や地域によって異なるということ。
食べてビックリ⇒徐々に慣れてくる⇒美味しく感じる
私は、その過程がとても楽しかったです。結果、ハマったのは玉米棒だけですが、玉米粥もいつかリベンジしてみたいなぁ。
これから中国や中華街・中国系スーパーに行く機会のある方は、自分だけのニッチなガチ中華を見つけて楽しんでくださいね。
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