中国で食べた忘れられない食べ物の1つが酸豆角炒肉泥。
細かく刻んだ酸っぱいササゲと肉を唐辛子で炒めた酸っぱ辛いおかずです。これが現地のパサパサのご飯にすごく合うんです。古漬けの炒め物のような家庭的な味はまさにガチ中華。
日本の中華料理店では見かけないので、自分で作ろうと思いましたが…問題発覚。
ササゲ 売ってないやん
仕方なくササゲの栽培を始めましたが、足かけ2年…まだ酸豆角を作るほど収穫できていません。いつになったら、酸豆角炒肉泥が作れるのでしょうか?
ササゲ とは?
巨大なインゲン豆のようなササゲ。写真のように若い実はインゲン豆と同じように調理して食べます。完熟した実(豆)は赤飯に使われています。
栽培方法はインターネットの情報を参考にしました。こちらの愛知県のサイトはシンプルでわかりやすいです。
中国では
中国で、ササゲは豆角と呼ばれています。
調べてみると、インゲン豆は四季豆または菜豆なのだそうです。
中国の市場でササゲに四季豆と書いて売っていたので、四季豆もササゲなのだと思っていました。厳密には違うようです。
豆角(ササゲ)栽培日記 1年目
1年目は偶然にも2期作をしてしまい、秋に3本ほど収穫しました。プランター栽培で毎回土は替えています。
(画像左)7月末:6月に発芽し、ぐんぐん成長。このまま花をつけると思いきや、暑さのためか?夜間も街灯に照らされたためか?花は咲かなかった。グリーンカーテンとして地球温暖化防止に貢献。
(画像右)9月下旬:余っていた種を8月下旬にやけくそで蒔いたところ開花。10月初旬:20cmほどの実に成長。3本収穫し、野菜炒めにして食べる。
豆角(ささげ)栽培日記 2年目
前年の失敗から、次の2点を工夫しました。
- 夏は開花しないので早めに(5月)に種まきをする。
- 昨年、収穫できた場所で栽培する。
5月下旬:発芽。
7月下旬:順調に成長。
8月9月:開花する様子なし。グリーンカーテンとして地球温暖化防止に貢献。
9月下旬~10月:つるの先に集まった蟻がアブラムシのようなものを食べている様子。家族が「花が咲いている」と教えてくれたので見に行くと、しおれた黄色の花びらを発見。去年は紫だったのに、なぜ黄色?という疑問が残る。
実ったササゲは、アブラムシのような灰色の虫が大量についていたので、食用は諦め来年の種用として収穫。次は虫がつかないように育てたい。
豆角(ササゲ)栽培結果
2年間の栽培の結果、種が増えました(^^)
さやの中には小豆のような豆がはいっています。ササゲ豆の栽培としては成功したのかもしれませんね。
しかし、らーじゃおが目指すのは,
緑のササゲを大量に収穫し、漬け物にして酸豆角を作り、豚肉と辣椒と炒めること。
酸豆角炒肉泥への道は思ったより険しかったのです。
酸豆角炒肉泥への道◇ササゲ栽培編:反省
2年間の栽培を通して、分かったことは この2点。
- 開花時期は9月下旬(真夏には咲かない)
- 虫に気をつけろ
来年の栽培計画はこちら。
- 4月下旬~5月に開花するように3月から種をまいておく(春収穫をめざす)
- 8月に種をまき、虫がつかないように厳重に管理する(秋収穫)
この2本立てを実行しようと思っています。来年こそはササゲを上手に栽培して、たくさん収穫したいです。
ササゲ栽培のアドバイスがあれば、コメント機能がありますので、よろしくお願いします。
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