中国で暮らしてみると、同じものでも食べ方が日本と違い、驚くことが何度もありました。
その1つが桃の食べ方です。
洗った桃を皮をむかずそのまま食べている人がいたのです。
らーじゃおの体験は一昔前のことですが、調べてみると、皮ごと派は健在のようです。そして日本でも桃の皮をむかない派が存在することが分かりました。
今が旬の果物・桃。
ガチ中華な桃の食べ方についてご紹介します。
初めての桃 in China
らーじゃおは硬い桃が好きです。きっかけは中国で食べた桃♡
「ずーごはおつーだ。つーば!(这个好吃的。吃吧!)」と見せられたのは、手のひらサイズの平たい桃。
なぁんだ?このつぶれた桃は(◎_◎)
その外見にショックを受けていると、更なる衝撃が襲ってきました。
友人(前に緑豆稀を部屋で作ってくれた人)は桃をていねいに洗うと、ガブリと皮ごと食べたのでした。
皮、むかないんかい!?
皮には農薬が…という中国語が出てこない私。 「はおてぃえんだ。つーば!」と小さな桃をやたらと勧める友人。ここは食べるしかない。
カリッコリッ…?
そのつぶれた桃は甘くコリコリしていて、初めて食べる味でした。汁気が少ないぶん、桃の味がギュッと濃縮され皮ごと食べるとサッパリしていて本当においしかった♡
調べてみると、その桃は‶蟠桃”という品種のようです。数は多くありませんが、日本でも栽培・販売されています。
桃の硬さ
日本では、山梨県民は硬い桃が好きなのは、結構有名な話です。なぜ有名かというと、珍しいからです。多くの日本人は、良く熟して皮がすっとむけるような柔らかい桃が好きなのです。
では中国人はどうなのでしょうか?偶然、池袋に行く用事があり、中華スーパーの前を通りかかりました。店頭で「硬い桃」と書かれた箱に小さな桃がたくさん売られていました。
どうやら中国人は硬い桃が好きなようです。
桃◇皮ごと派?皮なし派?
2024年、中国人は今でも桃を皮ごと食べているのでしょうか?
「桃子 削皮吗」で検索してみると、たくさんの記事がヒットしました。
友人の個人的な習慣ではなかったんだね
記事のタイトルを訳してみると…
- 桃を食べる時、皮をむく必要はあるのか?
- みんなが皮ごと食べれるわけではない・桃の皮をむくかについての考察
- 桃は皮なし党VS皮ごと党の大舌戦
- 桃を皮ごと食べる、それってダメ?
「桃を皮ごと食べる」派は健在であるものの、桃の産毛はアレルギーを引き起こす可能性があると警鐘を鳴らしています。
たしかに「毛をしっかりとるのだ」と言って、友人は桃を念入りに洗っていました。らーじゃおは幸いアレルギー反応は出ませんでしたが、キウイや枝豆の産毛で痒みがでる人を知っています。果物・野菜の産毛、気をつけた方がよいですね。
日本にも皮ごと派が!
調べてみると、日本でも桃を皮ごと食べる人がいることが分かってきました。
こちらのサイトには、皮に含まれる栄養素や桃の産毛のとりかた、皮ごと食べるのにおすすめの品種などが紹介されています。皮ごと食べてみたい方は是非ご一読ください。
中国の桃の食べ方◇まとめ
硬い桃を丁寧に洗って、皮ごと食べる という中国人の友人の食べ方は、個人的な習慣ではなく一般的なものであることがわかりました。そして、桃を皮ごと食べる習慣は、中国だけではなく日本にもあることも判明しました。
皮ごと桃を食べる場合は、JAふくしま未来のサイトにも書かれているように、桃の産毛のアレルギーの可能性や残留農薬に気をつけて食べて欲しいと思います。少量を食べて時間をおき、アレルギー反応がでないか確認するのも1つの方法です。美味しいからといって大量に食べるとアレルギーを引き起こす要因にもなります。 自分の体質、体調に合わせて皮ごとor皮をむいて食べるかを決めて欲しいと思います。
らーじゃおは現在は皮をむいて食べています。体調の良い時は皮つきで食べますが、量はちょっとだけに我慢しています。あなたも体調にあわせて、桃をおいしく食べてくださいね♡
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